糸リフトはすぐ戻るの?持続期間と効果を長持ちさせるコツ

「糸リフトをやってみたいけど、効果が続かないって本当?」と、持続期間について不安に思ったことはありませんか?

糸リフトは即効性がある施術です。
ただし、持続期間には個人差があり、使用される糸の種類や肌質、生活習慣によって変わります

一般的には、持続期間は約半年~2年とされ、現在主流の糸は体内でゆっくり溶ける吸収糸が多く、永続的な効果は得られません
しかし、適切なアフターケアや生活習慣の工夫、定期的なメンテナンスを行うことで、効果を長持ちさせられます。

本記事では、糸リフトの具体的な持続期間や効果が続かない理由に加え、効果を長持ちさせるコツを詳しく解説していきます。

糸の種類と持続時間の違い

以下の表に、糸リフトで使用される主な糸の種類と、溶けるまでの期間、効果や特徴をまとめました。

糸の種類持続期間効果特徴
PDO約半年
~9ヶ月
++昔から医療現場で使用されている
・安全性が高く、柔軟性がある
部位を問わず、幅広く使える
自然な仕上がり
PLA約1年
~1年半
++・強度があり、リフトアップ効果が最も高い
・フェイスラインなど重たい部分の引き上げに最適
・痛みや引きつれのリスクが高い
PCL約2年+++昔から医療現場で使用されている
・安全性が高い
しなやかで柔らかい糸が多い
PDOやPLAよりも効果期間が長い
皮膚が薄い口元や目元に使用される
PLACL約1年半
~2年
++++・PCLの柔軟性とPLAの強度を併せ持つ糸
・しなやかさがあるので引きつれを感じにくい
・フェイスラインやほうれい線のたるみに効果的
G-LIFT Flex約2年+++++Ginza78Clinicのオリジナル糸
2種類のPCL素材の糸を組み合わせて製造されている
360°方向にコグ(棘)が付いている
しなやかさと強度を併せ持つ
フェイスラインやほうれい線のたるみに最適
G-LIFT Strong約2年+++++Ginza78Clinicのオリジナル糸
PCLの柔軟性とPDOの強度を併せ持つ糸
強度は強いがしなやかさがあるので引きつれを感じにくい
360°方向にコグ(棘)がついている
フェイスラインやほうれい線のたるみに効果的
G-LIFT Flexよりさらに強力にグレードアップ

糸リフトの効果が続かない理由

糸リフトは、効果の持続期間に個人差があるため、期待していた期間よりも早く効果が薄れてしまうケースがあります。

糸リフトの効果が続かない理由は以下の4つです。

・使用した糸の分解速度が速かった
・皮膚を大きく動かす部位に糸を挿入した
・糸の本数が少なかった
・個々の体質やたるみで糸にかかる負荷が大きかった

それぞれ詳しく解説します。

使用した糸の分解速度が速かった

糸リフトに使用される糸は、体内で時間をかけて分解・吸収される素材で作られており、永久的な効果は期待できません。
また、糸の種類によって分解速度が異なるため、素材選びが持続期間に大きく影響します。

PDO(ポリジオキサノン)
PDOは分解が速く、持続期間は約6ヶ月~1年です。糸に柔らかさがあるため、糸リフトが初めての方や軽度のたるみに適していますが、長期間の効果を求める方には不向きです。

PLA(ポリ乳酸)
PLAの持続期間は約1年~1年半です
。PDOよりは持続性が高いものの、PCLよりやや短い期間で効果が薄れる傾向があります。引き上げ力は強いものの、引きつれの原因となる場合もあります。

PCL(ポリカプロラクトン)
PCLの持続期間は1年半~2年と長め
です。しなやかさがあり引きつれにくく、中度以上のたるみが気になる方におすすめです。

糸の選択は、皮膚や皮下脂肪の状態、たるみの程度によって異なります。医師と相談し、専門的な判断を仰ぎましょう。

皮膚を大きく動かす部位に糸を挿入した

糸リフトの効果は、糸が挿入される部位によって持続期間に違いがあります。特に咀嚼や表情筋が活発に動く部位では、糸にかかる負荷が大きくなるため、固定力が弱まります

以下では、具体的な部位ごとの特徴と影響について解説します。

口元
食事や会話で常に動きがあるため負荷がかかりやすく、リフトアップ効果が短期間で薄れる傾向があります。適切な挿入角度や深さを選ぶことで、効果を長持ちさせられます。


表情筋の影響を強く受ける部位で、負担が集中しやすいため、挿入方法が効果の持続に直結します。医師の技術力が特に重要な部位です。

フェイスライン
咀嚼筋や表情筋の影響を受けやすく、動きが多いため固定力が失われやすい部位です。
ただし、適切な素材や配置を選び、複数本の糸を使用することで、長期的な効果が期待できます。

糸の本数が少なかった

糸リフトの効果は、挿入する糸の本数に大きく依存します。
使用する糸の本数がたるみの程度に見合わない場合、十分なリフトアップ効果が得られず、持続期間も短くなる可能性があります。

片側推奨本数たるみの状態
軽度3~4本皮膚の弾力性がまだ残っている状態で、頬やアゴのラインにわずかな緩みが見られる状態
中度5~6本ほうれい線がはっきりと見え、アゴからこめかみにかけてのラインがぼやけている状態
重度7~8本皮膚の弾力性が大幅に低下し、頬やアゴのラインが明らかに崩れている状態

使用する糸が少なすぎると、引き上げ力が分散され十分に効果を得られないだけでなく、早期にたるみが戻るリスクが高まります
また、必要な本数が確保されていない場合、顔全体のバランスが崩れる可能性もあります。

個々の体質やたるみで糸にかかる負荷が大きかった

糸リフトの効果は、皮膚の厚さやたるみの程度、さらには個々の体質や生活習慣によって大きく左右されます

皮膚の状態とたるみの程度
たるみが大きい場合、糸だけでは十分な引き上げが難しく、効果が早期に薄れることがあります。
また、皮膚が薄い方は、糸が表面に近い位置で固定されやすく、固定力が弱まりやすい傾向があります。

生活習慣による影響
食いしばりや歯ぎしりは表情筋に過剰な負荷をかけ、糸にストレスを与えます
また、睡眠時のうつ伏せや横向きの姿勢は、顔に圧力をかけ糸の位置がずれるリスクを高めます。
さらに、スキンケア不足や紫外線ダメージは皮膚の弾力を低下させ、糸の効果を弱める原因になります。

糸リフトの効果を長持ちさせる方法

糸リフトを長持ちさせる具体的な方法は、以下の5つです。

・施術後は表情を大きく動かさない
・施術部位を触らない
・実績や技術力のある医師に施術を依頼する
・糸の本数を増やす
・定期的に糸リフトの施術を受ける

詳しく解説します。

施術後は表情を大きく動かさない

糸リフトの施術後1~2か月は、コグ(棘)が外れたり、糸がずれるリスクを防ぐため、表情を大きく動かす行為を控えてください

食事の際に大きく口を開けることや、固いものを噛む行為は避け、糸がしっかりと固定される時間を確保しましょう。

また、口を大きく開ける必要がある歯科治療は、施術後1ヶ月は控えましょう
定期健診や治療の予定がある場合は、糸リフトへの影響を考慮し、歯科医と相談の上、カウンセリング時に美容クリニックの医師にも相談してください。

施術部位を触らない

施術部位への刺激はリフトアップ効果の低下や糸のずれを引き起こす可能性があります。施術直後に顔を頻繁に触ることや、こする、押すといった行為は、糸の固定力を弱めてしまうため控えてください

スキンケアを行う際も力を入れずに優しくさわるよう心がけ、可能な限りさわる回数を減らしましょう

さらに、マッサージやリンパケアといったフェイシャル施術は、強い圧力が糸に影響を与えるため、少なくとも施術後1か月間は控えるべきです。

レーザー治療やフェイシャルトリートメントも、施術部位に熱や振動を与えることで糸に負担をかけるリスクがあります。糸が完全に馴染むまで施術後最低1ヶ月は間隔を空けてください

また、寝る際の姿勢にも注意が必要です。横向きやうつ伏せで寝ると顔に圧力がかかり、糸の固定を不安定にする可能性があるため、仰向けで寝る習慣をつけましょう。
柔らかい枕を使用し、寝返りによる刺激を軽減する工夫も有効です。

実績や技術力のある医師に施術を依頼する

糸の種類や挿入する角度、配置のバランスといった施術の詳細は、リフトアップ効果の安定性や持続期間に大きく影響します。
これらは患者がコントロールできる部分ではなく、すべて医師の技術と経験に依存します。
そのため、施術を任せる医師の選定が結果を左右するといっても過言ではありません。

クリニックを選ぶ際には、医師の実績や過去の症例数を確認することが大切です。
特に、糸リフトの経験が豊富な医師を選ぶことで、より高い技術力による施術が期待できます。

また、施術前のカウンセリングは、医師との信頼関係を築く大切な機会です。自分の悩みや希望を具体的に伝え、医師の説明や対応に納得感があるかを確かめましょう
丁寧で分かりやすい説明があれば、施術への不安が軽減され、安心して任せることができます。

糸の本数を増やす

糸の本数が少なすぎると、1本あたりにかかる負荷が大きくなり、コグ(棘)が外れやすくなるリスクが高まります
本数が少ないとリフトアップ効果が安定せず、持続期間も短くなる可能性があるため、たるみの程度に応じた適切な本数を使用することが重要です。
特に、たるみが中度以上の場合は、片側に5~6本以上の糸が必要となることが一般的です。

たるみの範囲が広い場合や効果をより長持ちさせたい場合には、糸の本数を増やすことでリフトアップ効果を安定させられます。

一方で、糸の本数を増やしすぎるとコストや皮膚への負担が増えるため、医師の適切な判断が求められます
施術前のカウンセリングで医師と十分に相談し、自分のたるみ具合や希望する仕上がりに基づき、最適な本数で施術を受けましょう。

定期的に糸リフトの施術を受ける

糸リフトの効果は永久ではないため、リフトアップ効果を保つには定期的に施術を受ける必要があります
ただし、短期間で糸リフトを繰り返すと顔のバランスが崩れてしまうため、適度に間隔を空けることが大切です。

施術のタイミングについては、糸の種類や肌の状態によって異なりますが、効果が完全に消失する前に再施術を行うことで、肌への負担を軽減できます。
さらに、他の施術と組み合わせることで、より効果を長く保てます。

施術を検討する際は、カウンセリングで「どのくらいの頻度が最適か」や「必要に応じて他の治療を組み合わせるべきか」といった点を医師と相談し、計画的に施術サイクルを整えましょう

銀座で糸リフトを受けるならGinza78Clinicがおすすめ

Ginza78Clinicでは、持続力が高く、違和感の少ない糸リフトを実現させています。
ここからは、Ginza78Clinicの糸リフトがおすすめな理由を3つご紹介いたします。

カウンセリングや施術が丁寧

Ginza78Clinicでは、患者様一人ひとりに寄り添い、不必要な施術を勧めたり、広告と実際の価格が異なったりするようなことは一切ありません

すべての医師が丁寧なカウンセリングをおこない、骨格や肌質、たるみ具合、悩みに応じて最適な施術プランをご提案
糸の種類や刺入部の位置、挿入する深さを細かく調整し、可能な限り患者様の理想に近い仕上がりを実現させています

患者様が安心して施術を受けられるよう、麻酔の量や入れ方にも特別な手法を取り入れ、痛みを最小限に抑えるだけでなく、腫れや引きつれのリスクを軽減する工夫をおこなっています

医師の技術力が高い

当院の糸リフト施術は、Googleマップの口コミでも多くの患者様から高評価をいただいております
在籍する医師は糸リフトの症例数が3000件以上と豊富な経験を持ち、施術はすべて熟練の医師が担当します。

アルバイト医や研修医が担当することは一切なく、技術力の高い医師が患者様一人ひとりに最適な施術を提供いたしますので、安心してお任せください。

リフトアップ力が高い当院オリジナルの【G-LIFT】

当院院長である浅野医師が監修した【G-LIFT】は、2種類のPCL素材を組み合わせたオリジナル糸です。「持続期間の長さ引き上げ力の強さを両立しています。

しなやかな設計により挿入直後の引きつれ感を抑え、糸の360度方向のコグ(棘)が高い固定力を実現でき、たるんだ皮膚や皮下脂肪を持ち上げ、美しいフェイスラインを形成します。

糸をカットする前に引き上げの程度を自身で決めていただくことができるため、自然な若返り効果で垢抜けた印象を与えつつ、整ったフェイスラインを手に入れることができます。

即効性と持続性を兼ね備えた【G-LIFT】で、きれいなフェイスラインを手に入れましょう。
まずは、カウンセリングでお気軽にご相談ください。

この記事は、弁護士の監修のもと、医療広告ガイドラインを遵守して制作しております。
また、一部の画像にフリー画像を使用しております。

ページ監修者
田中医師
美容施術が初めての方も安心して任せたいと思っていただけるよう、しっかりと事前のカウンセリングに時間をかけて親身に説明をする、不要な提案はしない をモットーに日々診療に励んでおります。

また、僕自身がとても痛みに弱い為、まずは自分で施術を受けてみて、どうしたら不安や痛みが少なく安心して施術を受けていただけるかを研究しています。


得意施術
特徴の違う様々な糸やヒアルロン酸、手打ち注射、ボトックスや各種最新の機械を駆使したたるみリフトアップ、アンチエイジング、小顔フェイスデザイン


糸リフト3000症例以上
お客様からの指名多数