埋没法は何回までできる?「3回まで」の理由や抜糸の必要性を徹底解説

「やり直しの施術を受けたいけれど、まぶたへの負担やリスクが心配……」
「本当に“3回まで”しかできないの?」
「切開法は日常生活に影響が出るから選択できないんだよなあ……」
と、そんなお悩みを抱えていませんか?

埋没法は理論上、まぶたの組織に大きな損傷がなければ“何回でも”施術が可能とされています。
しかし、まぶたの状態によってはリスクが高まるケースもあるため、慎重に検討しなければなりません。

本記事では、埋没法のやり直しを検討している方が気になる以下のポイントをわかりやすく解説します。

・埋没法を何回も繰り返し実施した場合のリスク
・抜糸の必要性
・埋没法が取れてしまう原因と対処法

「3回まで」といわれる理由や、抜糸が必要かどうか疑問をお持ちの方は、ぜひ最後までご覧ください。

埋没法は何回までできる?「3回まで」と言われる理由

埋没法の回数は、理論上の限度はないものの、実際には“3回まで”を上限の目安にする医師が多いのも事実です。

まぶたは非常にデリケートな部位であり、施術を繰り返すことでまぶたの内部に瘢痕(はんこん:傷跡)や癒着が生じ、組織が硬くなりやすくなるためです。

とはいえ、個人差があるため、4回目以降の施術が可能な方もいます。

大切なのは「回数」ではなく「まぶたの状態に適した方法を選ぶこと」です。

埋没法を何回も繰り返し実施した場合のリスク

埋没法を複数回にわたって行う場合、意図しない二重ラインのズレや違和感が残る可能性が高まります。

以下では、代表的なリスクを4つ挙げ、それぞれ解説していきます。

まぶたへの負担が増える

埋没法を繰り返すと、過去に糸を通した部分の癒着が強くなり、施術後の腫れが引きにくくなりがちです。

まぶた内部の組織が硬くなることで、糸を理想的な位置に固定しづらくなり、仕上がりに影響を与える可能性も高まります。

さらに、抜糸をせずに新たな糸を追加すると、既存の糸と干渉してまぶた内部で炎症を起こすリスクもあるため、安易に複数回の施術を繰り返すことは避けるほうがよいでしょう。

感染リスクが上がる

埋没法は医療行為である以上、感染のリスクを完全に避けることはできません。

施術では細い針を使って糸を通すため、傷はごく小さいものの、施術を繰り返すほどに糸を通す箇所が増え、その分だけ細菌が侵入する可能性も高まります。

術後にまぶたの腫れが強く続いたり熱感やズキズキとした痛みが出たりする場合は、感染の初期症状の可能性があるため、すぐに施術を受けたクリニックに連絡し、指示を仰ぎましょう。

左右差・幅が不安定になる可能性がある

埋没法を繰り返すと、二重ラインの位置や幅が安定しにくくなる場合があります。

特に、片側の糸だけが外れて再施術を片目だけで行うと、左右の二重ラインに差が生じやすくなりがちです。

また、まぶたの脂肪量や皮膚の厚みには個人差があるため、同じ施術法を用いた場合でも、固定力や仕上がりにわずかな差が出やすくなります。

施術を受けた時期やその後の過ごし方(目元への刺激や腫れの引き方など)によっても、二重の見え方に微妙な違いが生じることがあるのです。

結果として「前回と同じ幅にしたはずなのに印象が違う」と感じることも珍しくありません。

費用・ダウンタイムの負担が増える

埋没法の再施術を繰り返すたびに、施術費用だけでなく抜糸費用も加算される場合もあるため、最終的な費用負担が大きくなる可能性があります。

また、施術回数が増えるほど、腫れや内出血が強く出るなど、回復までに時間がかかりがちです。

費用とダウンタイム、どちらの面から見ても、埋没法を何度も繰り返すことには一定のリスクと負担が伴います。

埋没のやり直し前に抜糸は必要?【医師の見解と判断基準】

埋没法をやり直す際に「前回の糸を抜糸するべきかどうか」は大きな悩みのひとつです。

ここでは、抜糸が必要なケースと不要なケース、そして判断基準をわかりやすく整理します。

抜糸が必要なケース

以下のような場合、糸を残したまま再施術を行うとトラブルを招く恐れがあるため、抜糸が推奨されます。

・感染の疑いがあるときや、糸がまぶたの表面に出てきている
・二重ラインが崩れている
・二重幅を狭くしたい

埋没法を複数回受けている方は、過去の糸がまぶた内部で炎症や違和感の原因となったり、皮膚表面に糸が浮き出たりするケースもあります。

また、デザインの変更や炎症がある場合は、糸が仕上がりの妨げになることもあるため、抜糸を検討することがほとんどです。

なお、可能であれば前回の施術を担当した医師に抜糸を依頼しましょう。

糸の位置や通し方を把握しているため、処置が的確かつ短時間で済む可能性が高まり、術後の腫れのリスクを多少は抑えられます。

抜糸後には1〜2週間ほど腫れや内出血が続くことがあります。

抜糸が不要なケース

以下のような場合には、既存の糸を残したまま再施術を行うことも多いです。

・以前の二重ラインと同じ幅を希望している(二重ラインが薄くなった)
・二重幅を広げたい
・糸がまぶた内部で問題なく留まっており、炎症や違和感がない

まぶたに痛み・腫れ・異物感といったトラブルがなければ、糸を残したまま二重ラインを微調整できることがあります。

特に、二重ラインを上方向に広げたい場合には、新しい糸を別の位置に通すことで対応できる可能性もあります。

ただし、抜糸が必要かどうかは、まぶたの厚みや癒着の有無、糸の位置などによって異なります。

医師の診察で「抜糸は不要」と判断された場合には、無理に除去する必要はありません。

抜糸をする・しないの判断基準

抜糸が必要かどうかに「正解」はなく、個人のまぶたの状態や希望する仕上がりによって判断が異なります。

医師によって考え方は異なり「トラブルがなくても、リセットの意味で抜糸してから再施術を行ったほうがよい」とする場合もあれば「まぶたへの負担を抑えるために、問題がなければ糸は残したままにする」というスタンスを取るケースもあります。

最終的な判断はカウンセリングで実際にまぶたを診てもらう必要がありますが、ここでは、Ginza78Clinicの浅野医師に抜糸の判断基準についてお話をお伺いしています。

幅を広げる場合は基本的に抜糸の必要はありません。
ただし、二重幅を狭くしたい場合は、前の糸を一度外す必要があります。
また、以前の糸玉が目立っているなど、何かしらのトラブルがある場合には、より自然で整った二重に仕上げるためにも、抜糸をおすすめしています。

埋没が取れやすくなる原因と対処法

埋没法は切開しないため、糸が取れてしまう可能性もゼロではありません。

ここでは、埋没が取れやすくなる主な原因と取れにくくするための対処法を解説します。

埋没が取れやすくなる原因

・まぶたの厚みや脂肪量が多い
・目元に強い刺激を与えてしまう(こする・圧迫する)
・糸の固定方法がまぶたに合っていない
・術後のケア不足(冷却など)

まぶたの構造には個人差があり、特に脂肪が多く皮膚が厚いタイプの方は、糸だけで二重ラインを安定させるのが難しい傾向があります。

標準的な埋没法では固定力が不足しやすく、二重が取れてしまうこともあるため、一部切開などの切開法や「線」で固定する自然癒着法などが提案されることもあります。

また、施術後に目を強くこする、うつぶせ寝やまぶたを圧迫するような習慣があると、糸に物理的な負担がかかり、二重ラインが崩れるリスクが高まります。

さらに、術後のアフターケアを怠ると、二重ラインの定着にも悪影響を及ぼします。

冷却を行わない、クレンジング時にまぶたを強くこするなどの行為は、炎症や糸の緩みの原因になります。

埋没を取れにくくするための対処法

・クリニック選びとカウンセリングを重視する
・目元をさわらないよう意識する
・施術後のケアを徹底する

埋没法を長持ちさせたい場合は、施術実績が豊富で、特に「再施術や修正」に精通した医師を選びましょう。

抜糸を依頼する医師とは別に、再埋没の経験が豊富な医師に修正を任せることで、仕上がりの安定性やリスク軽減につながります。

また、花粉症やアレルギー体質の方など、目を無意識にこすってしまう習慣がある方は、日頃から“目元に触れない”ことを意識してください。

修正施術は初回よりも腫れが出やすくなる可能性も否めないため、施術後は頭を高くして安静に過ごし、こまめに冷やすなど基本的なアフターケアを徹底しましょう。

埋没法を何回も受ける前に知っておきたいQ&A

ここでは、埋没法を複数回受けることを検討している方の多くが気にしている質問を取り上げ、ポイントを簡潔に解説します。

Q.最高で何回まで埋没法を受けられるの?

A.理論上は何回でも受けられ、中には6回以上の施術を可能としているクリニックもあります。
ただその場合はリスクも高まるので、4回目以降は切開法や自然癒着法といった別の施術を検討することが現実的です。

Q.2回目のほうが腫れやすいって本当?

A.1回目の施術に比べて、2回目以降はまぶたの柔軟性が低下し、その影響で腫れや内出血が出やすくなることがあります。

ただし、必ずしも2回目のほうが腫れるとは限らず、施術方法や糸の種類、術後のケアによって腫れの程度には個人差があります。

Q.埋没法のやり直しは施術後すぐにできる?

A.施術直後は、まぶたに腫れや内出血が残っており、二重ラインも安定していないため、再施術は通常1〜3か月ほど経過を見てから検討するのが一般的です。

早すぎるタイミングでの修正は、まぶたへの負担やトラブルのリスクを高める可能性があります。

ただし、糸が表面に出てきた・強い違和感があるなど、深刻な問題が生じた場合は例外として医師の判断で早期対応が行われることもあります。

Q.やり直しの施術料金はどれくらいかかる?

A.埋没法のやり直しでは、「抜糸費用」と「再施術費用」がかかるのが一般的です。費用の目安は以下の通りです。

抜糸費用
(施術したクリニック)
両目で6~7万円
抜糸費用
(他院)
両目で8~12万円
部分抜糸1点当たり1~3万円
再施術費用5~20万円前後
(施術法や糸の本数により変動)

保証制度がある場合は再施術が無料になるケースもありますが、抜糸施術は対象外である場合が多いです。事前に保証の範囲をしっかり確認しましょう。

二重まぶたのやり直しは銀座78クリニックの「自然癒着法」がおすすめ

埋没法のやり直しを検討している方は、銀座78クリニックへご相談ください。

経験豊富な医師がまぶたの状態を丁寧に診察し、一人ひとりに合った施術方法をご提案いたします。 

目元施術が得意な医師がいる

銀座78クリニックには、目元の施術を数多く手がけてきた、経験豊富な医師が在籍しています。

まぶたは、腫れぼったいタイプやたるみがあるタイプ、眼瞼下垂が疑われるタイプなど、個人差が非常に大きい部位です。

自然癒着法で腫れぼったいまぶたも理想の二重に

まぶたが腫れぼったい方や過去の埋没法で満足できなかった方には、銀座78クリニックが得意とする“自然癒着法”をおすすめしています。

自然癒着法は、点ではなく線でまぶたの内部を自然に癒着させて二重を定着させる施術です。

切開法よりもダウンタイムが短く、従来の埋没法よりも取れにくい傾向があります。

クリニック名Ginza78Clinic
施術プラン名二重埋没78ロック法(自然癒着法/韓国式7点留め)
治療内容1本の糸でまぶたを7点固定し、二重ラインを形成する施術方法です(自由診療)
治療回数1回
回復期間1カ月程度
費用250,000円(税込)
※局所麻酔代込み、笑気麻酔は別途3,300円(税込)
リスク・副作用外科処置により、腫れやむくみ、内出血が出ることが多い
傷跡が残る可能性がある
感染等で化膿する可能性がある
二重の消失や左右差が出る可能性がある

まぶたの状態を丁寧に診るカウンセリング

銀座78クリニックでは、約30分のカウンセリング時間を設け、まぶたの状態を丁寧に診察しています。


過去の施術で残っている糸の影響や、まぶたにどの程度のダメージが蓄積しているかを確認しながら、一人ひとりに合わせた施術プランをご提案いたします。

無理な勧誘は一切ありませんので、どうぞ安心してご相談ください。

この記事は、弁護士の監修のもと、医療広告ガイドラインを遵守して制作しております。
この記事では、一部にイメージ画像(AI画像含む)を使用しています。

ページ監修者
浅野医師
心から安心して美しさを追求いただけるよう、日々努力を重ね、安全と信頼を最優先にしています。
どんな小さな変化も、日常の中で感じられる幸せとなり、あなたの自信を引き立てるお手伝いをさせていただきます。
どうぞご安心してお任せください。

得意施術
糸リフト・二重埋没・目頭切開・眉下切開・ヒアルロン酸・ボトックス・美肌手打ち注射等


経歴
品川美容外科 院長
id美容外科 院長
東京美容外科 勤務
Ginza78Clinic 勤務