埋没法で糸玉が目立つ原因と対処方法│糸玉に関するQ&A

「埋没法でまぶたに“糸玉(ポコつき)”ができたらどうしよう?」
「糸玉が原因で整形したことがバレるのは嫌……」
「もし糸玉ができたら放置しても問題ないのか、それとも対処が必要なのか知りたい」
と、こんな悩みを抱えていませんか?
埋没法は、まれにまぶたの表面に“糸玉”と呼ばれるポコっとした膨らみが現れるリスクがあります。
本記事では、埋没法で糸玉が目立つ原因と対処方法について解説します。
糸玉のリスクを減らすために適した施術法や、万が一糸玉ができてしまった場合の対応についても詳しくご紹介します。
埋没法の術後に糸玉が目立ちやすい人の特徴
通常、埋没法で使用される糸は施術後にまぶたの皮膚や組織に馴染んでいきます。
しかし、体質や医師の施術方法などによっては“糸の結び目”や“埋め込んだ糸”がまぶた表面にポコッと浮き出てしまうことも、まれにあります。
ここでは、糸玉が目立ちやすい人の特徴を解説します。
身体の防御反応が強い
埋没法で使用する糸は、体にとっては異物です。
体質的に身体の防御反応(免疫反応)が強い場合は、組織が異物を排除しようとして糸の周辺に被膜(コラーゲン組織など)ができ、糸玉を形成してしまいます。
もちろん全ての人にこの反応が起こるわけではありません。
しかし、アレルギー体質で炎症が起きやすい方は、糸玉ができるリスクが高まる場合があります。
まぶたの皮膚が薄い
まぶたの皮膚が薄い方は、二重ラインがはっきりしやすい一方で、糸玉が目立ちやすかったり、黒い点のように糸が透けて見える可能性が高まります。
皮膚の薄さは体質的な要因であり、根本的に改善するのは難しいとされています。
埋没法後の糸玉が消えるのはいつ?

一度できた糸玉が自然に目立たなくなるまでには、半年ほどかかることがあります。
術後すぐは腫れやむくみがあるため、実際よりも糸玉が大きく感じられるでしょう。
しかし、炎症が落ち着くにつれて糸がまぶたの組織に馴染み、徐々に小さくなったり目立たなくなったりするケースがほとんどです。
ただし、すべての人が同じように改善するわけではありません。
数年経っても結び目部分の膨らみが残る場合や、糸の一部が外に出てくるケースもあります。
埋没法は切開法に比べれば体への負担は小さいものの、糸という異物を体内に残す以上、糸玉が完全に消えることを100%保証できるわけではないのです。
埋没法後に糸玉が目立つときの対処方法
術後半年ほど待っても糸玉が消えない・むしろ目立っているという場合、既にできてしまった糸玉を対処せずに完全に消すことは難しいです。
ここでは、対処方法を3つご紹介します。
施術を受けたクリニックに相談する
糸玉が気になる場合、まずは施術を受けたクリニックに相談してみましょう。
医師に炎症の有無を確認してもらい、抜糸や再埋没といった対策が必要なのか判断してもらってください。
自己判断で糸を押し込んだり、針やピンセットを使って無理に取り除こうとすると、痛みや炎症を引き起こす可能性があります。
感染症のリスクも高まるため、自己処理をせず必ず医師に相談してください。
修正手術を依頼する

糸玉が気になる場合は、修正手術(再埋没・抜糸後の再埋没・切開法など)を検討しましょう。
抜糸を行うことで目立つ糸を取り除き、糸玉を解消できますが、以下の場合は糸を探せず取り除けないことがあるため、技術力の高い医師に相談する必要があります。
・埋没の施術から5年以上経過している場合
・透明な糸を使用した場合
・糸が深く埋め込まれている場合
上記に該当する場合は、抜糸後に再埋没を行うか、埋没法をやめて切開法に切り替えるか検討しましょう。
切開法なら二重のラインをしっかり固定でき、まぶたの構造を安定させられます。
ただし、この場合はダウンタイムが長めになる点も考慮してください。
糸玉が気になるだけでなく二重ライン自体にも不満がある場合は、一度きちんとカウンセリングを受け、修正手術を検討するとよいでしょう。
メイクでカバーする

軽度の糸玉であれば、メイクで目立ちにくくできます。
ただし、厚塗りすると不自然になり糸玉が強調される可能性があるため、ナチュラルに仕上げましょう。
アイシャドウのグラデーションを活用するとまぶたの凹凸が目立ちにくくなり、マット系よりもパール感のあるシャドウを使うと、光の反射で陰影が分散されやすくなります。
アイラインやマスカラで目の印象を強調すると、さらに視線を分散させる効果が期待できます。
ただし、メイクはあくまで一時的なカバー方法であり、糸玉そのものを根本的に解消するものではありません。
糸玉が目立ちにくい埋没法はある?
完全にリスクをゼロにすることは難しいですが、糸玉ができるリスクを下げる工夫を取り入れた埋没法はあります。
埋没法には大きく分けて「表留め」と「裏留め」があります。
表留め
表留めは、まぶたの表側から糸を固定する一般的な埋没法です。
皮膚が薄い方は結び目が透けて糸玉が目立つ場合がありますが、結び目の数や糸の強さを工夫することで、糸玉のリスクを下げられます。
裏留め
裏留めは、まぶたの裏側(結膜側)に糸を固定するため、表面に結び目が出にくいのが特長です。
しかし、糸玉や皮膚トラブルのリスクを抑えられる一方で施術の難易度も高く、対応できる医師・クリニックが限られており、表留めよりも費用が高額になりがちです。
さらにダウンタイムも長い傾向があり、目元が痙攣したり目がゴロゴロするような違和感が生じるリスクもあります。
埋没法後の糸玉に関するQ&A

ここからは、糸玉にまつわるよくある質問をQ&A形式で解決します。
Q.糸玉は埋没法をしたら必ずできるの?
いいえ、必ずできるわけではありません。
体質や医師の技術、糸の種類や留め方によってリスクが変わります。
特にまぶたの皮膚が薄い方は注意が必要ですが、そうでない方は糸玉を感じないまま過ごすケースもあります。
Q.まぶたに黒い点が見えるのはなぜ?
かさぶたか、糸が透けて見えている可能性があります。
傷口が小さくても、埋没法直後は細かな傷ができ、そこがかさぶたになって黒っぽく見えることがあります。
時間とともに治まる場合も多いですが、数週間しても消えない場合は糸が表面近くにあり、色が透けている可能性も考えられます。
Q.まぶたの表面から糸が出てくることはある?
まれにあります。特に、糸の埋め込みが浅い場合や、皮膚が薄い方に起きやすいです。
糸が露出していると感染症のリスクもあるため、早めにクリニックを受診しましょう。
Q.糸玉ができたら押し込んでもいい?
押し込むのは危険です。
無理に押し込んだり、雑菌のついた手や器具で刺激すると、感染症や腫れの原因になります。
自力で解決しようとせず、医師に相談することをおすすめします。
Q.糸玉を触ると痛い場合はどうすればいい?
術後すぐなら数日様子を見ても構いません。
術直後は腫れやむくみ、内出血などで痛みを感じやすい時期であるため、冷やしながら様子をみましょう。
ただし、数週間~数ヶ月経っても強い痛みが続く場合は、糸が感染している可能性もあるため早めに医師に相談してください。
Q.糸玉は抜糸すれば取れるの?
必ずしも取れるとは限りません。
糸が深く埋まっていたり、糸自体が透明で見つけづらい場合は抜糸が難しいケースもあります。
また、抜糸できたとしても、その後のラインが崩れたり、再度埋没が必要になる可能性があります。
抜糸のリスクやメリットを理解したうえで判断しましょう。
糸玉が目立たない埋没法ならGinza78Clinicへ

Ginza78Clinicでは、自然癒着法、表留め(2点留め・3点留め)、さらに一般的に取り扱いが少ない裏留めまで幅広い埋没法を提供しています。
特に、裏留め2点留めの施術は、糸玉のリスクを抑えながら自然な二重ラインを実現できます。
施術前のカウンセリングでは、約30分の時間を設け、患者様の希望や不安をしっかりお伺いし、最適な施術方法を一緒に決めていきます。
糸玉のリスクやダウンタイムについても詳しく説明し、納得したうえで施術を受けていただけるよう丁寧に対応いたします。
「糸玉が目立たない二重にしたい」「自然な仕上がりを重視したい」 という方は、ぜひGinza78Clinicにご相談ください。
カウンセリングのご予約はこちらから承っております。お気軽にお問い合わせください。
クリニック名 | Ginza78Clinic |
施術プラン名 | 二重埋没78ロック法(自然癒着法/韓国式7点留め) |
治療内容 | 1本の糸でまぶたを7点固定し、二重ラインを形成する施術方法です(自由診療) |
治療回数 | 1回 |
回復期間 | 1カ月程度 |
費用 | 250,000円(税込)※局所麻酔代込み、笑気麻酔は別途5,500円(税込) |
リスク・副作用 | 外科処置により、腫れやむくみ、内出血が出ることが多い傷跡が残る可能性がある感染等で化膿する可能性がある二重の消失や左右差が出る可能性がある |
クリニック名 | Ginza78Clinic |
施術プラン名 | スタンダード(表留め2点・3点) |
治療内容 | 2本または3本の糸でまぶたを2点または3点固定し、二重ラインを形成する施術方法です(自由診療) |
治療回数 | 1回 |
回復期間 | 1カ月程度 |
費用 | 130,000円(税込)※局所麻酔代込み、笑気麻酔は別途5,500円(税込) |
リスク・副作用 | 外科処置により、腫れやむくみ、内出血が出ることが多い傷跡が残る可能性がある感染等で化膿する可能性がある二重の消失や左右差が出る可能性がある |
クリニック名 | Ginza78Clinic |
施術プラン名 | ナチュラルシークレット(裏留め2点) |
治療内容 | 2本の糸でまぶたを2点固定し、二重ラインを形成する施術方法です(自由診療) |
治療回数 | 1回 |
回復期間 | 1カ月程度 |
費用 | 100,000円(税込)※局所麻酔代込み、笑気麻酔は別途5,500円(税込) |
リスク・副作用 | 外科処置により、腫れやむくみ、内出血が出ることが多い傷跡が残る可能性がある感染等で化膿する可能性がある二重の消失や左右差が出る可能性がある |
この記事は、弁護士の監修のもと、医療広告ガイドラインを遵守して制作しております。
この記事では、一部にイメージ画像を使用しています。

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どうぞご安心してお任せください。
得意施術
糸リフト・二重埋没・目頭切開・眉下切開・ヒアルロン酸・ボトックス・美肌手打ち注射等
経歴
品川美容外科 院長
id美容外科 院長
東京美容外科 勤務
Ginza78Clinic 勤務