埋没法で左右差を改善するには?原因と失敗しないクリニック選びのポイント

二重整形の中でも埋没法は、その手軽さとダウンタイムの少なさから、初めての美容整形として人気がある施術です。

しかし、埋没法で「左右差がひどくなった」との声もあるため、不安に感じている方も多いのではないでしょうか?

本記事では、目元の「左右差」に着目し、以下の内容について解説します。

・目元の左右差の原因
・埋没法で左右差が出てしまう原因
・左右差を出さないためにできること

目元に左右差がある場合でも、安心して二重整形が受けられるよう参考にしてくださいね。

目元の左右差の原因

そもそも「人の顔は左右対称ではない」といわれており、目の形や大きさに多少の左右差があるのは自然なことです。

具体的な原因としては、主に遺伝的要因と生活習慣などの後天的要因の2つに分けられます。

以下で、それぞれの原因について詳しく見ていきましょう。

遺伝的要因

目元の左右差は、生まれつきの特徴として両親や祖父母から遺伝します。

特に二重幅やまぶたの形状は遺伝しやすく、たとえば片方が二重で片方が奥二重になるなどの違いが現れる場合、遺伝の影響が考えられます。

また、顔全体の骨格も遺伝の影響を受けやすく、これが原因で目元に左右差が出ることも少なくありません。

骨格が左右非対称の場合、まぶたの位置や目の大きさに影響を与え、結果として目元の左右差が生じます。

生活習慣などの後天的要因

目元の左右差は、生活習慣が原因で生じることもあります。

たとえば、頬杖をつく癖や片方だけで物を噛む習慣があると、骨格が歪んで筋肉の付き方や皮膚のたるみ、脂肪の量に左右差が生まれ、結果として目の大きさや形に違いが表れます。

また、片方の目を頻繁にこする癖や、二重のり・二重テープを長期間使用することでまぶたに負担がかかり、目元が左右非対称になることもあります。

無意識の動作に気を付けることは難しいですが、「悪いクセが出た回数を数えよう」「悪いクセが出そうになるタイミングで別の動作をしよう」と意識したり、周囲の人にお願いして悪いクセが出たときに注意してもらったりすることで、少しずつ悪いクセは改善できます。

さらに、利き目の眉を無意識に上げてしまう癖がある人もいます。
鏡を見ても分かりにくく、自覚している人は少ないものの、写真を撮ることで自分の癖に気付くことができます。

この癖が原因で、利き目の二重幅が広く見えることもあり、施術後の仕上がりにも影響を及ぼします。
この場合は、利き目の眉上にボトックス注射をすることで整えることができるため、合わせて検討してみましょう。

目元の左右差は埋没法で調整できる

生まれつき二重幅に左右差がある場合、埋没法を用いることで左右差を目立たなくすることができます

埋没法は、特に「二重幅の左右差」を調整するには効果的で、二重のバランスを整えたい方にはおすすめの施術です。

ただし、埋没法は二重幅の左右差を調整するのには適していますが、「目元全体の左右差」や「目の大きさに関わる左右差」を完全に改善するものではありません。

左右差を最小限に抑えるため、担当医との施術前の入念なカウンセリングが必須です。

埋没法で左右差が出てしまう原因

術後1カ月間であれば、腫れが完全に引いていないことで左右差があるように見えてしまう場合もあります。

術後1カ月以上経過しても左右差が気になる場合は、施術したクリニックで術後検診を受けましょう。

埋没法の施術後に左右差が出てしまう原因は以下の4つです。

・むくみやすい体質
・目元をさわる癖がある
・二重幅を広げすぎた
・医師の技術不足

それぞれ詳しく解説していきます。

むくみやすい体質

体質的にむくみやすい人は、術後にまぶたが腫れやすく、片方だけ腫れが強く出るなど、二重ラインの左右差が生じることがあります。

埋没法はまぶたに糸を留める施術ですが、むくみがあるとラインが定着しにくく、腫れが引いた後に左右で微妙な違いが出てしまいます

むくみを予防するためには、施術の前後で塩分を控えたり、冷やして腫れを抑えることが効果的です。

さらに、むくみやすい体質の方は、寝るときに枕を少し高めにして仰向けで寝ることで顔全体のむくみを軽減できます。

目元をさわる癖がある

日常的に目をこすったり押したりする癖があると、まぶたの皮膚や埋没法で留めた糸に負担がかかり、糸が緩んだりずれたりすることで、左右差が生じてしまいます。

まぶたの皮膚は非常に繊細で、わずかな力でも二重ラインが変わりやすいため、特に術後は目元を触らないよう注意が必要です。

もし、痒みや目の疲れで目をこする癖がある場合は、目薬を使用したり、ホットアイマスクなどを使用してみたりといった工夫をしてみてください。

癖を見直すことで、術後の二重ラインが長持ちし、理想の目元を維持しやすくなります。

二重幅を広げすぎた

二重幅を広めにすると、まぶたへの負担が増えて左右差が出やすくなります

自分の骨格に合った自然な二重幅でないと、片方だけラインが定着しにくかったり、左右で二重の高さが異なる状態になりやすいです。

また、幅を広げすぎると、片方が厚ぼったくなり「ハム目」と呼ばれる状態になってしまうこともあります。

これは二重幅が不自然に厚くなり、左右差がさらに目立ってしまう原因の1つです。

カウンセリングでは、医師と相談しながら自身の骨格やまぶたの厚みに合った自然な二重幅を検討していきましょう。

特に初めての埋没法では、二重幅を広げすぎないようにし、どうしても二重幅を広げたい場合は切開法などを検討してみてください。

医師の技術不足

埋没法の仕上がりは、医師の技術や経験、美的センスに大きく左右されます。

まぶたの厚みや筋肉の状態に合わせて正確に糸を留める必要があるため、医師の技術が未熟な場合、左右差が出やすくなります

また、まぶたの厚みや蒙古ヒダなどの個人の目元の特徴によっても、完全な左右対称にするのが難しい場合もあります。

施術前のデザインやマーキングも重要で、線や力の加減が不均一だと二重幅に差が出ることがあるため、術前に細かいマーキングをおこなう医師に施術を依頼してください。

埋没法で目元の左右差を出さないためにできること

埋没法で左右差を出さないために、自分でできることは次の通りです。

・クリニック・医師選びは慎重におこなう
・カウンセリングで左右差の調整をしてほしいことを伝える
・術後のアフターケアをおこなう

以下で詳しく解説します。

クリニック・医師選びは慎重におこなう

埋没法は、担当する医師の技術やセンスによって、仕上がりが変わることも多く、特に左右差の改善には経験が豊富な医師の判断力が求められます

医師の症例写真や過去の実績をしっかり確認せずに施術を依頼してしまうと、左右差が解消されないばかりか、希望通りの二重が実現しないリスクもあります。

信頼できる医師であれば、目元の形や骨格に合わせた自然な仕上がりを目指し、デザインから丁寧にサポートしてくれます。

カウンセリングで左右差の調整をしてほしいことを伝える

目元の左右差に対する悩みや希望は、ほかの人にはわかりづらい繊細なポイントです。

カウンセリング時に「右目の二重幅が広く見える」「片方のまぶたが厚く見える」など、自分が気になる箇所を詳細に説明することで、医師はより適切な施術プランを提案できます。

左右差の調整には、二重のデザインや糸を留める位置が影響します。

カウンセリングで医師と左右差について話し合うことで、施術プランが左右差に配慮されたものになり、仕上がりに満足できる可能性が高まります。

また、気になる部分の解決策や仕上がりのイメージを医師とすり合わせておくと、左右差が最小限になるよう配慮されたデザインに調整してもらいやすくなります。

さらに、施術前に「術後に左右差が出た場合、どこまで対応してもらえるか」も確認しておくと安心です。特に、保証プランがある場合は、保証内で二重幅の変更を行えるケースもありますので、保証内容の確認も忘れずに行いましょう。 

術後のアフターケアをおこなう

施術後は目元に腫れが出やすいため、適切に冷やすことで腫れを抑え、炎症を防ぐ必要があります。

冷やす際は、冷たいタオルや保冷剤を直接目元に当てず、タオルなどを挟んで優しく冷やしましょう。

冷やしすぎも血行に影響を与えるため、数分おきに様子を見ながら冷やすことがポイントです。

また、術後は目元に触れないことも重要です。

糸が緩んだりラインが変わる原因になるため、まぶたをこする・押すなどの行為は避けましょう。

埋没法後に左右差が出てしまったら?

埋没法を受けた直後は、まぶたの腫れによって左右差が強調されて見えることがあり、完全に腫れが引くまでに約1か月かかります。

ダウンタイム中に左右差が気になっても、腫れが落ち着くまで焦らず経過を観察することが大切です。

一定期間が過ぎても左右差が治らない場合、以下の方法で改善が可能です。

・片目のみ再施術する
・糸の結び直しや点留めの追加

以下で、それぞれの方法について詳しく解説していきます。

片目のみ再施術する

埋没法後に左右差が気になる場合、まずは施術を受けたクリニックに相談しましょう。

医師と話し合った上で明らかな左右差が認められた場合、保証として無料で対応してくれるクリニックもあります。

左右差が大きい場合は、片方の目だけ再施術することでバランスを整えられます

この方法はまぶたへの負担が少なく、短時間でやり直しが可能です。

また、目の大きさや左右非対称が気になる場合、両目の埋没法をおこなった後、片方の目だけを再調整することで、目元全体を自然な印象に整えることもできます。

ただし、この方法を検討する際、クリニックによっては「両目料金+片目料金」がかかることもあるため、費用面についても事前に確認しておくと安心です。

糸の結び直しや点留めの追加

埋没法の施術後に左右差が気になる場合、糸の位置や結び方を調整したり、点留めを追加する方法で左右差を修正できます。

特に片方のラインが定着しにくい場合や、二重幅が不安定な場合、ラインをしっかり固定することでバランスを整えられます。

糸の結び直しは、負担を抑えつつ微調整できる方法であり、比較的短時間でやり直しが可能です。

点留めの追加も、まぶたの動きに合わせてしっかりした二重ラインを作るために効果的です。

どちらの方法が適しているかは医師の判断により異なるため、気になる場合は医師に相談してみましょう。

目元の左右差をなくして理想の二重に

今回は、目元の左右差でお悩みの方に向けて、左右差の原因や改善方法について解説しました。

顔の印象を大きく変える二重整形は、Ginza78Clinicでも人気の施術です。

ここからは、Ginza78Clinicが目元の左右差改善におすすめな理由を3つご紹介します。

・78ロック法は韓国式7点留めだからデザインの調整がしやすい
・78ロック法は自然癒着法なので二重ラインが安定しやすい
・目元の左右差を改善した症例がある

78ロック法は韓国式7点留めだからデザインの調整がしやすい


Ginza78Clinicで採用されている78ロック法は、1本の糸を7点で固定する韓国式の埋没法です。

固定点が多いため、二重ラインがより安定し、二重が取れにくくなるという特徴があります。

78ロック法は、複数の固定点によるデザイン調整の自由度が高いため、目元の左右差を目立たなくしたい方にも適しています。

また、施術前のマーキングも丁寧におこなっているため、カウンセリング時のシミュレーションと仕上がりが大きく違っていたという失敗もありません。

▶▶▶マーキングの様子はこちら

78ロック法は自然癒着法なので二重ラインが安定しやすい

Ginza78Clinicの78ロック法は、自然癒着法を用いることで、より安定した二重ラインを実現する埋没法です。

一般的な埋没法が点の結び目で二重を作るのに対し、78ロック法では1本の線のようにまぶたを固定してラインを形成します。

このため、腫れが出にくく、ダウンタイムも比較的少ないのが特徴です。

また、固定点同士の間で自然な癒着が促されるため、二重ラインがぼやけにくく、安定しやすいことも大きな魅力です。

78ロック法により、生まれつきのような自然でくっきりとした二重が得られるため、長く自然な状態を維持しやすくなっています。

目元の左右差を改善した症例がある

クリニックや医師を選ぶ際には、実際に左右差を改善している症例があるかどうかチェックしましょう。

Ginza78Clinicでは、78ロック法で左右差を改善した症例があります

丁寧なカウンセリングをおこない、丁寧にマーキングをしたうえで施術を開始するため、施術前に「左右差がひどくなったら……」という心配も軽減されます。

クリニック名Ginza78Clinic
施術プラン名二重埋没78ロック法
(自然癒着法/韓国式7点留め)
治療内容1本の糸でまぶたを7点固定し、二重ラインを形成する施術方法です(自由診療)
治療回数1回
回復期間1カ月程度
費用250,000円(税込)
※局所麻酔代込み、笑気麻酔は別途5,500円(税込)
リスク・副作用外科処置により、腫れやむくみ、内出血が出ることが多い
傷跡が残る可能性がある
感染等で化膿する可能性がある
二重の消失や左右差が出る可能性がある

まずはカウンセリングへ

目元の左右差や理想の二重について不安があるなら、まずは一歩踏み出してカウンセリングを受けてみましょう。

Ginza78Clinicのカウンセリングでは、あなたの目元の特徴や顔全体のバランスを細かく確認し、悩みや理想に合わせた最適なデザインを一緒に考えてくれます。

理想の目元に近づくことで、鏡を見るたびに自信が湧いてくるはずです。

「理想の二重にしたい」「目元を整えて自分にもっと自信を持ちたい」と思うなら、まずは気軽にカウンセリングを受けてみませんか?

ページ監修者
浅野医師
心から安心して美しさを追求いただけるよう、日々努力を重ね、安全と信頼を最優先にしています。
どんな小さな変化も、日常の中で感じられる幸せとなり、あなたの自信を引き立てるお手伝いをさせていただきます。
どうぞご安心してお任せください。

得意施術
糸リフト・二重埋没・目頭切開・眉下切開・ヒアルロン酸・ボトックス・美肌手打ち注射等


経歴
品川美容外科 院長
id美容外科 院長
東京美容外科 勤務
Ginza78Clinic 勤務